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スポーツの現場で経験を積んだ頼れるトレーナー!:いちい接骨院・鍼灸院 安藤正貴さん

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平成29年5月、岐阜県多治見に開業したいちい接骨院鍼灸院。

 

開業した当初から「スポーツのトレーナーで有名らしい!」という噂を聞きつけ、今回アポを取り、取材に伺うことができました。

 

取材を進めるにつれて、自身は高校、大学、社会人と野球部に所属し、その野球部の縮小、そして師匠との出会い、27歳を過ぎてからの学校入学、資格取得という道を歩んできた苦労人。

 

「町の接骨院の先生」として医療補助行為の施術を日々行い、またスポーツの現場でトレーナーとして、選手のフィジカルやメンタル面の支えとなる仕事も続けています。

 

そんな安藤さんにこれまでの苦労話や、今後のビジョンなどお話を伺ってきました。

スポーツのトレーナーと接骨院の先生との関係?

──本日はよろしくお願いします。取材をお受けいただきありがとうございました。

 

いえ、とんでもないです。よろしくお願いします。

 

──元々はスポーツのトレーナーをしていたと伺ったんですが、接骨院を開業するのと何か関係があったんですか?

 

接骨院は資格取得後、師匠の元で働いていました。その師匠がトレーナーとして、プロスポーツ選手やチーム、アーティストにも帯同していたんです。そうするとトレーナーの依頼がバッティングすることもあって、「そろそろ行ってみるか?」と話をいただいたのがスタートでした。

 

──トレーナーとしてのキャリアより、接骨院の先生としてのキャリアの方が長いんですか?

 

そうです。いわゆる「柔道整復師」という資格を持って接骨院で仕事をしています。その師匠との出会いがなければ、柔道整復師にもなっていなかっただろうし、トレーナーとして色んなプロスポーツ選手とお仕事をさせてもらえる機会はなかったと思います。

 

自身の野球選手としての終わり、そして師匠との出会い

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──どのようにして柔道整復師を目指すことになったんですか?

 

話すとものすごく長くなるんですが、私は高校と大学は野球部で就職しても野球を続けたい希望がありましたので、就職も野球ができるところを選んで入りました。

 

入社して5年目か6年目くらいに「野球部が合併、縮小する」っていう話が出てきたんです。そこでやっぱりいろいろ考えるわけです。

 

当時20代中盤でしたから、選手としてがんばれるのもせいぜいあと5年くらいかな?と。

 

──たしかに選手でいられる期間って意外と短いですからね。

 

そうなんですよね。それでも野球は続けたかったし、野球が続けられるように声もかけてもらったんです。しかし今後を考えると、このままでいいのかどうか悩みました。

 

それで悩んでても仕方ないから「どうせなら自分のやりたいことをやってみよう!」と思ったんです。

 

それから仕事を続けながらいくつかバイトをして、最終的に独立を目指せる業種を模索していました。

 

──その頃から意識は”独立”に向いていたわけですね。

 

そうなんです。しかし今の接骨院としてのキャリアも、結局野球が縁をつないでくれた感じでした。

 

というのも野球をしてましたから、友人から草野球の手伝いに呼ばれることも多かったんです。そこで参加したチームに今の”師匠”がいらっしゃいました。

 

その師匠が接骨院を開業しながら、トレーナーとしてプロスポーツ選手やチーム、アーティストに帯同している話を聞いて、詳しく聞きたいと思ったんです。

 

話を聞いてみたところ、私もスポーツが好きで、トレーナーという形で裏方でスポーツに携われる、というのはものすごく魅力的に写りました。

 

そこで専門学校に入って柔道整復師の資格取得を目指しながら、師匠に弟子入り。学校へ行って勉強して、接骨院も行って、とかなり多忙な毎日を送っていました。

 

当時は忙しくて、休みはありませんでした。

 

──専門学校を卒業するまでその生活は続いたんですか?

 

そうです。入学時の年齢が27歳でしたから「今さら学校に行くの?」と、周りからは言われました。それでも絶対に柔道整復師になってやる!っていうモチベーションでなんとか乗り切りました。

 

モチベーションも途中続かなくなったときもあって「何やってるんだろうなぁ」と考えてしまったときもありますけど、今となってはいい思い出です(汗)

 

トレーナーとして現場へ!そこで活きた経験とスポーツの現状

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資格もようやく取得して、師匠の元で柔道整復師として働き始めたんですが、そこでトレーナーとして声がかかったんです。

 

──師匠からGoサインが出た、と?

 

そうです。「そろそろ行ってみてもいいんじゃないか?」って。実際今までスポーツの現場で選手としてやってきましたし、ある程度予想ができる部分が多いのはありがたかったです。

 

トレーナーとして現場に出させてもらうときは、大会期間中などが多いんです。そこで選手のコンディションとか、良いパフォーマンスができるかどうか見て欲しい、っていう期待を指導者側からはされるんです。

 

逆に選手側からは「痛いけど試合に出なきゃいけない」「ここで痛みを訴えてしまうと今後レギュラーの座が危うい、だから痛みを取って欲しい」っていう期待をされます。

 

──選手と指導者からは、求められる役割が違うんですね。

 

 指導者、主に監督さんからは、故障者のケアや選手の状態の把握が求められます。

 

ですので、コンディションのいい選手をスタッフさんに「今ものすごく体の状態が良いので、いいパフォーマンスをしてくれると思います。」とお伝えすることはあります。

 

中には、できれば無理はしてほしくないなぁ、と感じる状態の良くない選手もいます。

 

それでも選手の希望、想いが一番です。「大事な時期ですし、試合に出たいのは分かるけど、言いにくければトレーナーの立場から監督には伝えることもできますよ。」とお伝えすることもあります。

 

それでも選手の「試合に出たい!」という意志が固ければ、そこはなんとか応急処置をして、試合に出られる状態に整えてあげなければいけないな、と感じています。

 

──「痛くても試合には出なきゃいけない」っていう雰囲気はありますよね。

 

そのあたりはものすごく難しい問題ですよね・・・痛くて休みたくても選手は言い出せなかったり、周囲の期待を背負っている選手も。痛くてもなんとか試合に出なきゃ、って言う選手も何人も見てきました。

 

チームの方針があって選手の意志もある。「こんなこと指導者には言えないなぁ・・・」なんてことも聞くことがありますから。

 

トレーナーとして「試合に出られる」ようにするのは最低条件

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──試合に出たい!っていうのはスポーツをする選手としては当然だと思うんです。

 

「試合に出られる条件を整えてあげる」というのはトレーナーとしては最低条件だと思ってます。

 

試合には出られるよ、っていうのがまず最低ライン。

 

私は”試合に出て、さらに結果を出せるようなサポートをする”というのが本当の仕事だと考えてます。

 

──スポーツを真剣にしている方にとっては、常にどこかに痛みを抱えている人も珍しくないですからね。

 

その通りです。だからマッサージや矯正、テーピングなど痛みに対して考えられるアプローチは全てやっていきます。

 

 ──電気流して、マッサージして終わりっていうわけではないんですね。

 

先ほども申し上げたように「試合で結果を残してくれること」が一番の目的だと思ってます。痛みを訴えている選手だったり、来院してくれる学生さんがいたら、ベストのパフォーマンスができるまでコンディションを整えてあげなきゃいけないな、と感じています。

 

それで「結果を出せたよ!」とか「試合に出て勝ったよ!」っていう声を聞くとトレーナー冥利に尽きますね。

 

競技ができる、っていうのが目的じゃなくて、競技に出てさらに勝てる、活躍できるっていうところまで持っていきたい。理想かもしれませんが、私はそこを目指していきたいと思ってます。

 

スポーツだけじゃない、接骨院院長として

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──今はトレーナーとしての立場もありますが、接骨院を開業されています。高齢の方の患者さんも多いと思いますが。

 

今はお陰様でスポーツ系の方が多く来院されますが、高齢者の方もやはり多いです。どうしても膝や肩、腰の痛みは高齢になると出やすくなってきますから。

 

──そういった方には、痛みに対してどんなアプローチをしていくんですか?

 

人間の体は骨格にゆがみが出てしまっても、自然とバランスを取ろうとします。だから多少の歪みには気づかないことも。歪みを他の部分でバランスを取るということは、他の部分に負担がかかってしまいます。そうなるとまた別のところに痛みが出てしまいます。

 

私の師匠の柔道整復師としての考え方に”矯正を軸としてマッサージで筋肉の緩みを出して、骨格の位置を整えてあげる”。これを基本的な理念にしていました。同じくそれは私も受け継いていますから、歪んでしまった骨格や、崩れてしまったバランスを整えてあげる、そして高齢の方の健康寿命を少しでも伸ばしてあげるお手伝いができたら、と考えています。

 

──高齢になって「動けない」じゃたしかに楽しくないですもんね。

 

いつまでも元気に友達と旅行に行ったり、孫と遊んだりもしたいですよね。やはり動けないより動けた方が、行動の選択肢が増えます。健康的に色々なことを楽しもうと思えば、体が元気でなければいけません。

 

──基本的には骨格を整えてあげる、と言う考え方でやってらっしゃるんですね?

 

そうなるんですが・・・

 

私自身「ちょっとなんとかしたいな」って考えてることもあります。

 

例えば接骨院にきていただいて痛みが取れました、楽になりました、と「痛みが緩和された状態」になります。

 

それは筋肉に緩みを出して、骨格を整えてあげたことによる効果のはずなんです。でも少しするとまた元に戻ってしまうことがあります。なぜかというと、体を動かすのは筋肉ですから、その筋肉が若い頃と比べると当然落ちているからです。

 

本来関節が動いてはいけない方向に動いてしまい、負荷がかかりやすくなってしまうことにもつながります。なので矯正しても、筋肉の衰えによって再発を繰り返してしまうケースが見られます。

 

施術→リハビリ→トレーニングのトータルサポートを目指したい!

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──高齢の方って、どこかに痛みを抱えているケースが多いように見受けられますね。

 

そうです。ただ現在の接骨院鍼灸院でできるのが「マッサージ、骨格の矯正、電気、鍼灸などの施術」細かなものは他にもたくさんありますが、これらの施術が基本になります。

 

本来ならば、痛みが出ていたものを取り除いて、正常な動作ができるようにリハビリをする、さらに再発しないよう筋肉を付ける、というサポートをしたいと思っています。

 

──「痛み」の原因を取るだけじゃなく、痛みが出ないような体づくりをサポートするということですか?

 

そういうことです。現状、今の環境ではそこまでやれないのは分かっていますが、施術からリハビリ、トレーニングという流れで”痛みに悩んでいる人”をトータルサポートをしていけたら、というビジョンは持っています。

 

もっとがんばらないといけませんね(笑)

 

──高齢者だけでなく、もちろんスポーツ障害に悩んでいる方にも同じ想いを?

 

もちろんです。私がここまでこれたのもスポーツのおかげですから。柔道整復師として高齢者も、スポーツで高みを目指したい選手にも、様々な痛みに悩む人の拠り所になれるようにがんばっていきたいと思っています。

 

──本日はありがとうございました。

 

こちらこそ、ありがとうございました。

 

トレーナーとして得た知識や経験、そして最新機器を取り入れた多角的な施術

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今回岐阜県多治見市の「いちい接骨院鍼灸院」の安藤正貴院長にお話を伺いました。

 

いちい接骨院鍼灸院へ訪れたとき、広島東洋カープの菊池選手のユニフォーム、ソフトバンクホークスの松田選手のサインや写真など、プロ野球ゆかりの品がたくさん飾られていました。

 

「ありがたいことに、色々なところからトレーナーとして声をかけていただいています。そのときにいただいたユニフォームやバット、写真を院内に飾らせてもらっています。」と安藤院長。

 

現在もプロスポーツ選手や社会人チーム、学生スポーツの現場でもトレーナーとして継続的に活動をしています。

 

最高峰のスポーツの現場で今もなお、「縁の下の力持ち」として活躍し続け、その知識や経験を接骨院鍼灸院に来院する方へフィードバックすることを忘れません。

 

レーニングや痛みの出るメカニズムを熟知して、的確なアドバイスも行っていただけます。

 

また昨年には東海地区で初となる、特殊電気療法を行えるES-5000を導入。(現在は他院でも導入が進められているそうです)より細かく患者さんのニーズに対応できるようにこうした最新機器での施術も行っています。

 

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トレーナーとして培った確かな技術と経験、そして最新機器も使いつつ多角的な施術を行っている「いちい接骨院鍼灸院」。

 

スポーツ障害や、加齢による痛み、慢性的な体の不調などをお持ちの方は、ぜひ一度来院、相談なさってはいかがでしょうか。

 

また女性鍼灸師による、人気の美容鍼の施術も行っています。

 

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今回取材へ伺った接骨院鍼灸院はこちら

住所:〒507-0042 岐阜県多治見市前畑町4-88

名称:いちい接骨院鍼灸

院長:柔道整復師 安藤正貴

電話:(0572)26-8911

 

料金や診療案内などはホームページをご覧ください。

いちい接骨院・鍼灸院のホームページはコチラ

地場産業衰退からの脱却 ”陶育”のススメ:角山製陶所 伊藤真さん

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かつて岐阜県土岐市は、陶器の町として栄えてきました。商売としてもかなり潤っていた、という話はよく耳にします。

 

しかし今や地場産業の衰退の波に飲まれ、製陶所が閉鎖に追い込まれているところも少なくありません。

 

そんな中、窮地から脱却を図るべく多方面にビジネスチャンスを模索し、後世に残そうと奔走する角山製陶所(かくやませいとうじょ)の伊藤真(いとう まこと)さんにお話しを伺ってきました。

 

深刻な後継者問題と、高年齢化

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──本日はよろしくお願いします。地場産業の陶器生産、あまりいい噂を聞きませんが実際のところどうでしょうか?

 

陶器業界はお察しの通り、後継者は不足してますよ。うちも例外じゃありません。後継者だけじゃなくて、市場そのものが縮小してる感じはします。

 

ただ純粋に陶器が不要になったかというとそればっかりでもないかな?とも思うんです。陶器関係会社の高齢化も原因の1つなんじゃないかなぁ。

 

陶器商(陶器の仲買)や窯焼き(製陶所、陶器の生産工場)は家族経営が多いでしょ。それで子供が後を継がない、ってなるとどんどん年齢が上がってくる。

 

ずっと陶器を作って販売してるんで、昔ながらのお客さんがいます。それで高年齢化してくると、新しく顧客を開拓したり営業したりするエネルギーが沸かなくなってきます。だから馴染みのお客さんからの仕事しかしないよ、ってとこも出てきてるんです。

 

──ある程度の季節や時期に、勝手に注文が入ってくるんですね。

 

そういうことになりますね。でもそれって「待ちの姿勢」です。何かが原因になって取引先が倒れてしまうと、その分取引が減ってきます。そのまま新しく仕事を取ってこれないと、苦しくなってくるのは目に見えてますから。

 

僕の製陶所、というかこのあたりの地区では湯飲みや茶わんを主に作っています。型に入れて同じものを作っていくんですが昔ながらの仕事はそれ。

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ただそれだけでは毎日減っていって「暇だなぁ」となってしまうのもマズいので、さすがにこちらからも積極的に動いて対策をしています。

 

「三本柱」でビジネス展開! インターネットの力を肌で感じた瞬間

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──伊藤さん個人で、また角山製陶所で「こうしていこう」っていうビジョンはありますか?

 

角山製陶所として「三本柱」でがんばっていこうと思っています。というかすでにスタートはしてるんですが、その三本柱っていうのは・・・

 

1つ目は昔からある仕事で、型を使って生産していく製陶所本来の仕事です。もちろん昔からの付き合いもあって、定期的に注文が入りますからこれは軸としてやっていくことになります。

昔は在庫として持ってくれていたのが、今はほとんど在庫を持たなくなってきたところが多い。だから納期がけっこうギリギリになることもあるんで、仕事に追われていることも多いですね。

 

2つ目は「手作り」。やっぱり型を使って大量生産、同じものをたくさん作っていると希少価値、付加価値ってものはつかない。なので自分で作りたいものをオンリーワンで作っていく。

いわゆる陶芸作家の仕事になります。

ただこちらは最近色々忙しくなってきてしまったのもあって、ちょっと停滞してるかなぁ・・・気持ちはあってもなかなか進まないという感じです。でも「自分が良い!」と感じたものを手作りで作って発信していきたい、そうすることで付加価値も高まる、と考えています。

なのでこれは僕がもうちょっとがんばらないとね。

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最後3つ目は「陶芸教室」。この陶芸教室も角山製陶所のホームページで募集して、ずいぶん前からやってはいたんです。

けれどそんなにお客さんが入るイメージはなくて、ポツリポツリって感じでした。それがアクティビティの予約サイトに登録をしたんです。

それが2年くらい前だったかな。

 

そこに登録してからは陶芸教室のビューもかなり伸びて、体験の申し込みが増えていますね。「土岐市に旅行に行こう」って思う人がそういうサイトを使って、周辺のアクティビティを探して、うちを選んでくれてます。

 

最初インターネットはあまり信用してなかったというか(笑)でも明らかに広く認知されるようになってきたので「インターネットすごいなー」って関心しました。

 

「製陶業」「手作り」「陶芸教室」この3つを柱にして今はけっこう忙しくさせてもらってます。

 

陶芸教室で小さな頃から陶器に触れてもらいたい

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──陶芸教室ではどんなお客さんが多いですか?

 

もちろん色んな方がいて、外国人の方もちらほら見ますね。あとこの時期(取材日は夏休み明けの9月中旬)は、夏休みの作品作りのためにきてくれる子供さんも結構いるんですよ。

 

そんな子供さんたちにも可能性を感じています。っていうのは、小さな頃から陶器に触れてもらうと記憶に残りますから。そして大きくなったときに友達を連れてきてくれたり、結婚して子供を連れてきてくれたり、芋づる式じゃないですけど。

 

陶器で遊ぶ、いわゆる”陶育”の連鎖になればいいな、と思ってます。

 

この連鎖がつながってくれると、角山製陶所だけじゃなくて土岐市の産業・観光にもいい影響を与えてくれると思ってます。

 

──種まきの時期ではないですが長期的な視点で見れば・・・ということですね。

 

はい、ただ僕も現役で仕事をがんばれるのもあと10年くらいと感じてます。いま52歳ですからね。

あんまり長期的に見ても僕個人としてはあまり関係がないのかもしれません。

 

ただ「角山製陶所」という名前をつなぎたい気持ちは持ってるんですよ。

子どもはいますが、継ぐかどうかはわからない・・・というかウチの子は継がないんじゃないかなぁ(笑)

 

 ──後継者不足は伊藤さんも同じなんですね。

そうですねぇ。正直「なんとかしなきゃ」とは思ってますよ。

なので陶器が好きな若い人に、まずは働いてもらいたい、と考えているんです。

 

ものすごく給料がいい働き口ではないんですが、例えば空き時間には自由に作品を作ってもらってもかまわないし、場所も自由に使ってくれていい。だからモノ作りをしたい、陶芸作品を作りたい!っていう若い人が来てくれれば、働きながら作品を作ることができますから。

最終的には次の世代に「角山製陶所」という看板だけ残してくれればいいかな。

 

陶芸体験で活気づいてきた、まだやれることはある

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そうは言っても「陶芸体験」で活気づいてきた感覚はあります。周りの方からも「忙しくしてるねー」なんて声をかけられることもある。

忙しく見えるのは、三本柱のそれぞれの仕事も含めて色々動いているからでしょうね。動かずに昔からの仕事だけやっていれば、そうは見られません。

 

どこにチャンスが転がっているか分からないでしょ。あと10年、もうそんなに元気いっぱいに働ける時間は残されていないかもしれないけれど、まだまだやれることはありますよ。

 

微力だろうけど陶芸作家としても、陶芸の教室も、やれるうちは続けていって後世に「陶器」っていうモノや技術を残していきたいと思っています。

 

あ、もちろんウチの看板もね(笑)

 

陶器の魅力を陶芸教室と作品を通じて知ってもらいたい

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伊藤さんにインタビューを行っていると、ガツガツと「次へ!次へ!」という若手のようながむしゃらさは感じられませんでした。むしろ飄々とした風貌そのままに、「今やれることをやる」という姿勢。

 

ただ衰退していくのを指をくわえて見ていることを「良し」とせず、いかに次の世代へつなぐことができるのか陶器の可能性を探しているように感じました。

 

もう無理、これ以上できない、と限界を決めてしまうのは自分自身ですが、可能性を見出すのもまた自分自身。陶器という商品に、体験というアクティビティも取り入れて、隠居するいつかその日まで走り続けて欲しいと願っています。

 

そんな陶器に一番ボクらが触れることができるのが「陶芸体験教室」でしょう。都心部のワーキングスペースのようなキレイに整えられた場所ではなく、昔から陶器を作り続けてきた現場の雰囲気をそのまま味わえるロケーションが大きな魅力。

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時がゆったりと流れる空間、澄んだ空気のなか無心でろくろを回す、絵付けをするのもまた一興です。軽妙な語り口で陶作もトークも楽しませてくれる「ヒゲの師匠」の陶芸体験。ぜひ皆さんも訪れてみては?

 

角山製陶所さんでは

○電動ろくろを使った「陶芸体験」

○陶器に自分で絵を描く「絵付け体験」

を楽しむことができます。

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今回取材に訪れたのは

 

名前:角山製陶所(かくやませいとうじょ)

代表:伊藤 真(いとう まこと)

住所:〒509-5146 岐阜県土岐市泉明治町5丁目1番地

電話:0572-55-2886

 

○電動ろくろ体験は¥2,500、絵付け体験は湯飲みが¥500、お皿・お茶碗が¥600(電話での予約、もしくは検索エンジンで「角山製陶所 土岐市 陶芸体験」で検索!)

角山製陶所のホームページはこちら

 

いつも食べるものだからこそおいしいものを届けたい:曽木のベーカリーKattan 保科さん

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岐阜県土岐市曽木町。

付近にはコンビニやお店などがほとんど無い田舎町。ここに2016年パン屋として営業を始めた”曽木のベーカリー Kattan(カッタン)”。

 

店内の天井は高く、ダウンライトが優しく包み込むような空間。おしゃれ、それでいて広々と落ち着ける場所全体に、パンのいい匂いが立ち込めています。

 

こだわりのパンを作り続け、そのおいしさは地元の方だけでなく、遠方からもお客さんが足を運ぶほどの評判。

 

一度食べたらまた食べたくなる、そんなパンを作る曽木のベーカリーKattanに取材へ行き、お話を伺ってきました。

 

パンが大好き!?お店の名前のルーツは・・・

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──本日はよろしくお願いします。順番にお話を伺っていきたいんですが、なぜパン屋をやろうと思ったんですか?元々やりたかった?

 

よろしくお願いします。

そうですね、元々夫婦がパン会社に勤めて出会ったのがきっかけだったんです。ですから最初からいつかパン屋を持ちたい、と思っていましたね。

 

──お店は「Kattan」(カッタン)という名前ですが、名前のルーツはありますか?

 

お店の名前は3歳になる長女の名前が元になっています。

赤ちゃんに対して「○○ちゃん」って呼ぶじゃないですか。それが少しずつ崩れていって”かったん”になりました。なので長女の愛称そのままの名前です。

 

それに長女の名前もどことなくパンを連想させる漢字を当て込んでいます(笑)

いつも食べるものだからこそおいしいものを

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──お店イチオシのパンとかありますか?またこだわりもあれば教えてください。

 

やっぱり食パンですかね。

その食パンの名前も「Kattan」。お店の名前をつけています。ですから思い入れは当然ありますし、こだわりもたくさん詰まっています。

 

──(手に取らせてもらうと崩れそうなほど柔らかい感触)ものすごく柔らかいですね。

 

そうなんです。こだわりのポイントはうちの食パンは発酵ダネを作ってから3日寝かせています。こうすると食感がしっとりして、キメの細かいパンが出来上がります。

 

それと「角パン」と呼ばれるもので、焼き上げるときに蓋をして焼いてます。蓋をしない焼き方もあるんですが、もちもちの食感を出すためにこちらの焼き方にしているんです。

 

食パンっていつも食べるものじゃないですか。ですから手間や時間がかかってもおいしいものをお届けしたいと思っています。

パン作りはご主人がメイン、おいしいものを作ろうとする姿勢

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──パン屋はご夫婦でやってらっしゃるんですか?

 

元々夫婦だけだったんですが、今は従業員も増えています。ただ私は今0歳の子どももいますのでちょっとお休みしているような状況です(笑)

 

──ちなみにお休みの日とかは何をしてらっしゃいます?

 

うーん、子ども中心の生活になってしまうのは仕方ないんですが、主人はいつもパンのこと考えてるみたいですね。

 

家族から見ても主人の「パンを極めたい」っていう姿勢とか考え方、そういうエネルギーってすごいな、って見てて思います。

人口1,000人に満たない町での開店に不安も

※Kattanがお店を構える岐阜県土岐市曽木町。土岐市は人口6万人程度の市ですが、曽木町に限定すれば人口1,000人にも満たない小さな小さな町。

 

──正直なところものすごく場所としては田舎です。お店を構えることに不安はありませんでしたか?

 

こちらにお店を出すことになったのも、本当にご縁があって、としか・・・

主人が名古屋、私が大阪だったんですが、主人のお父さんが曽木町に畑を持っていて、それが縁になってこの場所を知ったんです。

 

生活する上ではどうしても不便なのはわかっていました。でもそれ以上に子どもの数が少なくて教育面でどうだろう?っていう不安も大きかったですよね。

見つけた場所が国道沿いっていうのが唯一救いだったというか(笑)それでも子どものこと、お店の採算、色々なことに不安はありました。

 

でも主人やお義父さんが結構ノリノリだったんで、「ここでお店をやることになるんだろうな」って感じました。結局その通りになったんですけど(笑)

 

土地柄、自然が豊かで人間関係もものすごく密な場所だと思います。これは都会に暮らしていてはわからなかった、ものすごく良い部分かなと思っています。

 

元々田舎暮らしがしたいと思っていたわけではなかったんですが「住めば都」っていうことで。

豊かな自然と空気が楽しめるテラス席が気持ちいい!

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※テラス席もハロウィン仕様に。山と田んぼに囲まれたロケーションで風が気持ちいい

 

──お店の作りもこだわって作られたんですか?

ちょうど知り合いにデザイナーさんがいたので、相談しながら進めていった感じでした。

この辺りはやっぱり自然に囲まれていますから、外の景色を眺めながらパンを食べて、コーヒーを楽しめるテラス席は人気ですね。

 

「このテラス、ものすごく気持ちいいね~!」って言われるとやっぱりこっちも嬉しくなっちゃいますよね。

 

──お客さんはやっぱり地元の方が多いんですか?

 

いえ、地元の方ばっかりというわけじゃないですね。時期にもよりますが、ツーリングのお客さんもけっこう多いですね。ツーリングの方の待ち合わせにうちの駐車場が使われたりもしてますよ。

 

それでテラス席で休憩していってくれたりもしますね。あとは車のナンバーを見るとちょっと遠方の方も足を運んでくださるお客さんもいらっしゃいます。

地元の食材、季節の野菜もパンに

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──自然が豊かな土地なので、都会の喧騒から離れて・・・という方も多そうですね。

 

そうですね。自然と触れ合えるところって都会ではそう多くはありませんから。

 

自然が豊かなので食材も地元のものを使ったものがありますし、畑で採れた季節の野菜をパンに使ったりもしていますよ。

 

──どんなパンですか?

 

地元の食材で言えば「瑞浪ボーノポーク」っていう、お隣の市の豚肉です。このボーノポークを使ったパンは通年販売していますよ。

 

あと季節の野菜を使ったパンは、そのとき採れた野菜を使うので時期が変わるごとに変わっていきます。パンで季節も感じていただけたらいいかな、と思います。

 

──(取材は午後3時)今お店に並んでいるパンがほとんどないんですが、いつも売り切れてしまうんですか?

 

そうなんですよね。どんどん売れていってしまいますので。

一応パンが焼き上がるタイミングもあって、柔らかい定番のパンなんかは午前中に焼き上がるように調整しています。食パンも午前中に焼き上がりますね。

 

お昼の12時頃にはフランスパンやピザ系のものが焼き上がってきます。なのでお昼の12時頃に足を運んでいただくと、焼き立てのパンがずらっと並びますので見ててすごく楽しいですよ。

 

※お昼の12時頃が狙い目です!

 

──予約とかもしているんですか?

予約も1つからOKですよ。土日なんかだとやっぱり売り切れてしまいますからね。せっかく足を運んでもらっても商品がないと申し訳ない気持ちになります。

 

予約していただければ取り置きしますので、心配な場合はぜひお電話ください。

 

──本日はありがとうございました。

 

こちらこそ、ありがとうございました。皆様のご来店、心からお待ちしております。

 

もちもちのこだわり食パン”Kattan”何もつけずにそのまま

取材終わりにオススメの”Kattan”を購入。手に持つと崩れそうなほどの柔らかさ。一口頬張るとモチッとした食感にパンの甘みが全体に広がってきます。

 

これは何もつけずにそのまま食べた方がおいしいね。と家族絶賛。

 

自然の恵みと、おいしいパンを作りたいと願うご主人が作り出す食パン。この味が忘れられずまたリピートに訪れるKattanの常連さんの気持ちが一瞬で理解できた気がします。

 

他のパンも買ってくれば良かったなぁ・・・

 

kattan.info

 

曽木のベーカリー「Kattan」カッタン
〒509-5402 岐阜県土岐市曽木町1704-7
Tel 0572-52-2636/Open 9:00〜17:00
● 定休日:木曜日&第1第3金曜日
● Pあり・イートインあり。
国道363号線沿い、曽木公園から瑞浪方面へ車で1分。

※ホームページから引用

 

 

「いつか地元でお店を」夢を叶えて走り続けるラーメン屋店主:麺屋 神  戸松大己さん

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「いつかは自分のお店を・・・」

 

そう願っている、またはそれを目指して働いている方は非常に多いのではないでしょうか。美容院やIT系、物販など様々な業種がある中で”激戦区”の様相を呈している飲食業界。次々と新店がオープンしては消えていく、そんな厳しい世界であることも耳にします。

 

そんな中、高校卒業以来ずっと飲食関係で働き続け、念願だった地元でラーメン屋を開業した麺屋-神-(シン)の戸松大己(トマツダイキ)さんにお話を伺ってきました。

 

岐阜県土岐市下石(オロシ)町という立地。通りに面しておらず、少し奥まったところにあるお店。小綺麗な外観の建物は「隠れ家」のような雰囲気を持つ建物のドアを叩きます。

 

飲食一筋、物静かなラーメン職人

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──はじめまして、本日はよろしくお願いします。さっそくですが麺屋-神-のラーメンの特徴やおすすめを教えていただけますか?

 

戸松さん(以下敬称略):よろしくお願いします。うちのスープの特徴は和風だしですね。魚介と鶏ガラ、とんこつをブレンドしていますので「Wスープ」ってやつです。

 

麺はいくつかメニューがあるので、それぞれスープに合わせた太さの麺を使い分けてます。ラーメンによって最適なものってやっぱりちょっとずつ変わってくると思いますからね。

○しお、醤油ラーメンは細麺

○とんこつは中細

○つけ麺は太麺

になっています。

 

──オープンは昨年でしたよね?人気があるのは何ラーメンですか?

 

戸松:オープンは2017年4月27日にオープンしています。まだ1年半経ってません。圧倒的に塩ラーメンが人気なんですよね。

 

──塩ラーメンをお店で推してる感じですか?

 

戸松:いや、実はなぜ塩ラーメンがここまで人気があるのかちょっとわからなくて(笑)

もしかしたら塩ラーメンを食べてくれたお客さんからの口コミで広まったのかな?と。塩ラーメンが人気なのは非常にありがたいことですし、作る側からしても嬉しいんですが、個人的にはつけ麺を推してます(笑)(↑の画像が"つけ麺”)

 

──そうだったんですね(笑)たしかにボクも「塩ラーメンおいしいよ」って噂を聞いたことがありました。ちなみにラーメン屋を開業する前は何をされてたんですか?

 

戸松:高校を卒業してずっと10年くらい蕎麦屋で働いて、そこからラーメン屋で勤めてました。ずっと飲食業界にいますね。

もともと「地元でお店を持ちたい!」って思ってましたので、去年その夢が叶ったという感じですかね。

 

※店主オススメのつけ麺は、和風だしの効いた特濃とんこつスープ。太麺にこってり絡むスープと太い麺の相性は抜群。残ったスープに白飯をぶっこんで、スープを最後の一滴まで味わい尽くすのが筆者のイチオシ!

 

同じものを作り続けていくことも大切だけど「進化」しなきゃ

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──お店の”こだわり”のポイントってありますか?

 

戸松:うーん・・・僕食べ歩きが趣味なんですよ。あそこの店おいしいよ!って聞くと行きたくなっちゃいます。ラーメンだけじゃなくて和食にしろイタリアンにしろなんでも大好きで。「おいしい!」に対する感性は大切にしたいと思ってます。

 

それでラーメン屋も、他の料理のシェフや板前さんも、やってることって一緒だと思うんですよね。

 

「素材をいかに使うか」ってところ。食材なんかは全然違うんですけど「おいしい」って思える素材の使い方や調理方法があって、料理という形になります。そのおいしい料理からインスピレーションをもらったりすることもあります。

 

そうすると「ちょっとうちのラーメンもこうしてみようかな」って思うことがあるんですよ。同じものを頑固一徹、作り続けるってものすごく難しいことですし、大切なことだと思うんです。でも趣味の食べ歩きからヒントをもらって、それが自分のラーメンがおいしくなるヒントに。

 

それで自分なりのアプローチで、少しずつおいしい方向に進化させていくのも大切だと思ってます。

 

──おいしいものを追求していく姿勢、ってことですかね。

 

戸松:言葉にするのは難しいですね(汗)けど自分の舌で「おいしい」と感じたものを信じて、正直にラーメンを作り続けていきたいと思ってます。

実際に開店当初に比べると、ラーメンの味もけっこう変わってきてると思いますよ。

 

「おいしかったよ」でまた明日もがんばれる!

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──お店を続けていて嬉しいこと、やりがいを感じることは何でしょう?

 

戸松:やっぱりお客さんが「おいしい」って言ってくれることですよね。特に自分の店を構える前は、そのお店の決まった味があるんで、それって変えちゃいけないじゃないですか。

けれど今は自分の店だから、自分の味でラーメンを提供してます。それを「おいしかったよ!」って言ってもらえるのはまた格別ですよね。それを聞くとまた明日からもがんばろう、って思えます。

 

あと何かを変えよう、と思ってもすぐに変えられるところはやりがいというか自分のお店ならではのメリットかな?さっきの「味」のアレンジにしても、違和感や何か感じるものがあればすぐに変えることができますから。

 

そこでおいしいって評価をもらえたときはやっぱり嬉しいですね。

 

 客足が遠のいてしまった過去も

 

──逆に今まで一番キツかったことはどんなことですか?

 

戸松:まだお店の借金が返せてないので、お客さんが減ってしまったときは本当に精神的に参っちゃいました。

開業してすぐって「1回行ってみよう」ってことでお客さんはきてくれるんですが、その時期を過ぎると一時的にお客さんは少なくなります。

 

覚悟はしてたんですが、それが想像以上にお客さんが減っちゃって。あのときは本当に「何かやらかしたのかな・・・」とかネガティブなことばっかり考えてしまいましたね。

 

今はずいぶん持ち直して心穏やかに生活ができるくらいになっています(笑)

 

──厳しい時期をどうやって乗り越えたんですか?

 

戸松:まぁ、お店開けるしかないですからね。そんなときも常連さんやリピーターの方に「また来ちゃったよ~」ってお店に顔を出してもらってましたからね。お客さんの言葉には本当に救われました。

 

それでなんとか持ち直して、今やお店の借金を返し切ることが仕事のモチベーションです(笑)気合が入るというか。


地元で長年愛されるお店に!

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──今後の目標や展望はありますか?

 

戸松:お店も構えちゃいましたし、地元の出身なので僕は地元で長年愛されるお店に育てていきたいなと思っています。それには地域の人とのつながりも大切ですし、今自分にやれることをコツコツと積み上げていくしかないのかな?と感じてますよ。

 

・・・いつかは支店も(笑)ま、それはご縁なので今後どうなるかわかりませんけどね。まずは1日1日しっかり向き合って、自分のやれることをやっていきます。

 

飲食業界は生き残りが厳しいのは事実なんですが、信じてやっていくしかありませんからね。

 

実直にラーメンと向き合う姿に職人魂を見た

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ラーメンに対して、実直、真面目、こんな言葉が本当にしっくりくる戸松さん。地元で自分の店を出す、という夢を叶えつつも、そこにあぐらをかくことなく日々進歩を怠らない姿勢。そこにラーメン屋の店主としての「職人魂」を見た気がします。

 

お店人気の塩ラーメンも捨てがたいですし、また戸松さんイチオシのつけ麺もぜひ♪SNSなどはやっていないようなので実際に足を運んでみてください。

 

白を基調とした店内で、自然の木目が優しい雰囲気の店内。カウンター7席とテーブル3つが配置されており、小ざっぱりとした入りやすいお店です。

 

 

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お 店:麺屋 神

住 所:岐阜県土岐市下石町2063

定休日:火曜日

営業時間:昼11時30分~14時30分 夜17時30分~21時00分

電 話:0572-58-2929

 

 

 

 

日本ジュニアで感じた全国の壁~栄徳高校3年:鈴木滉世くん~

ずいぶん久しぶりの投稿となってしまいました。定期的に取材は続けていたんですが、ついつい手が回らなく1年が経過してしまいました・・・

 

今日はいつもの「仕事」ではなく、高校生へのインタビュー記事。

 

高校スポーツ、としてはあまりなじみのない高校ゴルフ。愛知県の強豪校の1つとして知られる栄徳高校3年の鈴木滉世(すずきこうせい)くんに話を聞いてみました。

 

取材は2018年7月上旬。栄徳高校のラウンド前練習に同行させてもらったときに取材をさせていただいたものです。

 

今年で3年連続日本ジュニアへの出場がかかる

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実はインタビューをしたのは日本ジュニアへの前哨戦、中部ジュニアが開催される少し前。

 

中部ジュニアとはこの大会の成績上位者が、全国大会にコマを進めるもの。高校ゴルフでは団体戦個人戦があり、すでに団体戦の全国出場校は決定しています。栄徳高校男子ゴルフ部は全国への切符を逃していました。

 

そこで残すは個人戦での日本ジュニア出場をかけて最後の調整中。

 

──今日はよろしくお願いします。先日の中部オープン(アマとして出場して結果は46位T)はお疲れ様でした。最終日少しスコアを落としたところでしたが気になるところがありましたか?

 

よろしくお願いします。

1日目2日目は良かったんですけど、最終日はちょっとピン位置が難しくてスコアを落としてしまいました。

調子が悪かったとかそういうのではないので、まぁ納得はしています。

 

──今度の中部ジュニアは日本ジュニアにつながる大切な試合ですが、全国の出場ラインはどれくらいを予想していますか?

 

2日間で150くらいですかね。なんとかなると思います。

調子が悪いわけじゃないんで。

 

過去に出場した日本ジュニアで全国の壁を知る

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──全国では上の方を狙える位置にいると思いますか?

 

僕なんか全然下だと思いますよ。

周りを見れば本当にしっかり振ってきますからね。ドライバーでは何度もオーバードライブされてますし、飛距離は大事だな、と1年2年のときに思い知らされました。

 

──ちなみにドライバーはどれくらい飛距離出てますか?

 

今はアベレージで290ヤードくらいです。

みんな思いっきり振ってくるので、やっぱりこっちもそれくらい振っていかないと飛距離でおいて行かれます。今290くらい出るようになって、ようやく飛距離は追いついてきたのかな?と感じてます。

 

飛距離を伸ばすために必要だった"土台作り"

──飛距離を伸ばすために何か特別なことをしていますか?練習方法とかがあれば教えてください。

 

やっぱりこれまでの日本ジュニアで飛距離で置いて行かれると、2打目3打目が本当に苦しいんです。コース全体で7000ヤード超えてますんで、少しでも飛距離を伸ばさなきゃ「勝てない」って感じたんですよね。

 

飛距離を出せる体を作るため、トレーニングに通っています。

 

──筋トレをみっちりやる感じですか?

いえ、そうじゃなくてインナーを重点的に行っています。トレーニングといってもトレーナーと僕とマンツーマンで見てもらっているので、パーソナルトレーニングジムのようなイメージなのかな。

 

もともと体の筋肉はつきやすい体質みたいで、アウター(外側の大きな筋肉)を鍛えるトレーニングではないですね。

 

このトレーニングのおかげで飛距離が伸びてきてますんで、成果はしっかり出てるんじゃないかなと思います。スイングバランスもよくなっていると感じます。

 

日本ジュニアの先を見据えて

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──まずは目の前の試合、がんばってください。ところでゆくゆくはプロを目指していく予定ですか?

 

そうですね、大学でゴルフを続けてプロを目指します。

 

──何年後かに鈴木くんの活躍を、新聞やテレビで応援できる日が来るように願っています。本日はありがとうございました。

 

ありがとうございました!

 

 

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~~インタビュー後~~

インタビューを終えた後も、栄徳高校ゴルフ部の練習を見学、撮影をさせていただいていました。チーム内随一の飛距離を誇る鈴木くんの打球は、ゴルフを趣味でやっている身としては見たこともないようなレベルの弾道。

 

打席の後ろで「すご・・・」と言葉を失っていると、"いやいや、もっと飛ぶ人いますから(笑)"と打ち込みながら話してくれました。

 

 屈託のない笑顔で、さらりと話すその姿からは想像もつかない打球を連発。

 

全国の壁を感じた1年2年の夏、今年はもう飛距離でおいていかれることはありません。今まで通用しなかった全国の舞台に、飛距離という武器を手にして、全国の猛者たちに挑みます。

 

貧困にあえぎ、性を切り売りする女性の真実

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今日はいつものインタビュー記事と違い、SNSで個人的にお客さんを取って援助交際を行っている女性とコンタクトを取ることができました。

 

仕事に希望を持ち、未来に向けてがんばっている人たちがいる中で、なぜこのように援助交際で生計を立てていかなくてはならなくなったのか、時折話しづらそうな表情を見せながらもぽつりぽつりと話しを聞かせてくれました。

 

姿を表したのは化粧っ気のない素朴な女性だった

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最初に待ち合わせをしたのは近所のコンビニエンスストアの駐車場。

 

どうやら車がないらしく、自宅アパート近くのこの場所を指定された。予定の時間より待つこと5分。ブルーのカットソーの女性と合流に成功。

 

そのときの彼女は化粧っ気が全くなくとても素朴。同年代の女性はメイクをして、しっかり着飾っているイメージが彼女にはそれがなく、非常に幼く映った。

見た目は中学生と言われても信じてしまいそうなくらいの幼い女性。本当にこんな女性が援助交際を?と疑ってしまったのが彼女への第一印象だった。

 

SNS援助交際を行って生計を立てている

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──まず自己紹介をお願いできますか?

ゆかり(仮名)です。21歳。

  

──家族とかはいらっしゃいますか?あと援助交際を始めた理由もできれば。

 

ゆかり:旦那と子ども、それと旦那の親(義母)と同居してます。子どもはまだ1歳前。援助交際をするようになったのは、旦那の浪費がひどくて、働いてはいますが家にお金は入れてもらっていません。私も子どもが小さいのでどこかに勤めるっていうことができないですし。だからこうしてSNS援助交際の相手を募集してお金を稼いでいるんです。

旦那の親も高齢でほんの少しの年金暮らし、全くアテになりません。

 

──SNSをどうやって使って援助交際を?

ゆかり:簡単ですよ。SNSのトップに地域を書いておいて、口なら○○○円、本番なら○○○円、メッセージください。って書いておくだけです。あとはそういうことをする目的の人から連絡がきますのでお金もらって行為するだけ。

最初は嫌だったけど、子どもも預ける先がないしどこかで働くっていうのが多分我慢できないと思います。だからこんなことで稼ぐしかできません。

 

 

信用できるのは自分だけ、財布なんて置いておけない

──旦那や親は援助交際のことを知っているんですか?

ゆかり:直接言われてはいませんけど、なんとなく知ってるんじゃないかなぁ。出かける前までは入っていなかったお金が、帰ってきたら財布にお金があるんですから。

今まで何回も財布からお金を抜かれていて、完全に狙われてますよね。だから「出かけてどこかでお金をもらってきている」っていう事実は分かってるはずです。

何も言わないってことはお金を持ってくることが分かってるからなんでしょうかね。家の中だからって信用なんてできません。

 

──子どものことについて不安はありませんか?

ゆかり:もう不安しかありません。今でも食費ですらギリギリでやりくりしてます。年金とか税金なんて払う余裕もないですし。

子どものために貯金もしてあげたいんですが、通帳なんかを家に置いておけば無くなってしまうのは目に見えてます。本当にどうしたらいいのか・・・

 

稼いでも稼いでも借金返済と、家族に吸い取られていくお金

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──怖い思いをしたこととかありませんか?

ゆかり:お客さんの奥さんから電話で怒鳴られたことなら。どうも向こうは旦那が”女”を外に作っていると思ってたみたいです。別に付き合ってるわけでもありませんし、こっちは別に失うものなんてない。

 

「またお金払ってくれれば口でシテあげるよ」って言ってやりました。

すごい勢いで怒られたけど、そんなの関係ないですから。

 

──女を作ってると思われるくらい連絡取ってたんですか?

ゆかり:その人はかなり常連さんでしたからね。お金がないこちらにとってもありがたい人でしたけど・・・

それでも単発の人もいれば、毎月1回2回のペースで会ってくれる人もいる感じです。けっこうお金ももらってる気がするんですけどね。私にも借金があるし、旦那や旦那の親にどんどん吸い取られていってしまいます。

 

旦那の浮気やギャンブル資金のためにお金が取られる

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──旦那さんは家にお金は全く入れてくれないんですか?

ゼロですね。むしろ家にお金を入れないだけならマシです。前々から怪しいとは思っていたんですがやっぱり外で浮気をしていました。

 

それで彼女と浮気するのに必要なお金、パチンコに行くためのお金を勝手に持ち出してしまいます。こちらはお金がなくて美容院にも行けないので自分で髪を切っていますし、化粧品なんかも買えません。

「お前には魅力がかけらも感じられない」って言われましたよ。

 

 

──離婚を考えたことは?

もちろんありますよ。けど、家を出ても頼れるところがありませんから行くところがないんです。アパートを借りるにもお金が必要だし、離婚後に生活ができるくらいの資金なんてとても用意できません。

 

だから離婚は考えていても別れられないんです。こうなったらもう諦めて今の生活を続けて行くしかないんですが、半年くらい前からストレスで腕を切っちゃう(自傷行為)ようになってしまいました。

 

 人並みの幸せっていつになったらくるんだろう

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ゆかりさんにインタビューをしてく内に気付いたことがあった。間近で見ると髪は痛み、服は汚れやほころびが目立つ。さらにはスマホの画面は割れ、本当に生活に困窮している様子が伺える。

 

旦那も仕事があることから生活保護を受けることができず、頼れる場所や実家もないというゆかりさん。SNSを使い行きずりの男たちの性処理をすることで毎日の生活費を稼いでいた。

子どもがまだ手のかかる年齢であることも頭の痛いところだ。こうした援助交際の時間は高齢の旦那の親に任せてなんとか時間をやりくりしていた。遊ぶ金欲しさに援助交際、という話しは比較的よく聞く話しだが、日々の生活費のために仕方なく、こんな生活をしている女性もまだこの豊穣の国、日本で現実にある。

 

インタビューの最後に「今、幸せですか?」という質問にはこんな答えが返ってきた。

「待ってればいつか幸せはくる、って信じていますよ。でも、どれだけ待てばいいんだろうね。ホントに待ちくたびれちゃったよ。」

と少し困ったような笑いを浮かべて、絞り出すように答えてくれた。

【ネット社会の「イマドキ副業」転売師のホンネ】転売師:松原さん

ネットの個人販売で「転売」という副業に精を出す転売師、松原さん(仮名)にインタビューをした記事です。

 

※この記事は”マネ会”様に寄稿させていただいた記事になります。

こちらのリンクからどうぞ↓

hikakujoho.com